新年度のごあいさつ

本年も、家庭的な雰囲気の中で、子どもたちがのびのびと活動し、大きな口を開けて笑うことができるように、職員一丸となり、「まことの保育」に精進したいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

昨年の春、新園舎が完成し子どもたちの活動の導線を上手く作っていくことができるのかを心配しましたが、職員たちが「こんな感じで活動時間を設定してみては?」「こんなふうに空間を使ってみては?」など、たくさんの意見を出し合いながらまた試してみながら、子どもたちの保育がスムーズに行えるよう整えてきました。
行事では、職員だけではなくクラス役員さんにもたくさん助けていただき、笑顔が溢れる、充実した時間を過ごすことができました。

子育ては、決して楽なことではありません。楽であってはダメなんだと思います。 だって、大切な1つの命と向き合っているのですから。自分の人生を振り返ってみても、親に、たくさんの心配や迷惑をかけながらき歩いてきたはずです。

だから大変で当然なのです。 だけど、自分の周りにいるたくさんの人と、この大変さを共有しながら、笑い飛ばすことができれば子育ては大変だけど楽しくなっていきます。 子どもの1つ1つの成長をありのままに受け止め、喜ぶことができれば、その子は自信を持って生きていくことができます。私も、子どもが小さい頃、職業柄たくさんのプレッシャーと戦いながら子育てをしていました。破天荒な息子は、自分の思うようには育たず何度も仕事を辞めたいと思いました。そんな時、「息子から発せられる言葉を意識的に聞く」ということに決めました。 そうすると息子の考えていることや感性がわかるのではないかと思ったからです。これが、20年以上保護者の方に届けている「つぶやき」の始まりです。

そのうちに息子の持っているいいものが見えてくるようになり、「私とは違う」ということに気づかされました。「主人には自分との違いを許せるのに、子どもには許せない」 それは違うますよね。一人ひとりが尊い存在なのであれば子どもだって同じです。 

「叱らない子育て 褒めて育てよ」と言われている現在の子育て方法ですが、皆さんも迷いますよね。私の個人的な思いではありますが、必要以上に褒める必要はないと思いますし、良くないことは叱るべきです。それよりも、その子の行った行為自体を認め、助かったのであれば、感謝の気持ちを伝えることのほうが大切だと思います。

かやのみ保育園は、園内でもそのことを大切にしながら保育を行っています。その原点となるのは、0歳から2歳児までの「育児担当制の個別保育」です。

一人ひとりと丁寧に関わり、認めていく保育です。どんなに小さくても私たちに喜びを与えてくれる大きな存在である子どもたちに、素直に「ありがとう」と言う気持ちを伝えることで子どもたちの「非認知的能力」が育ち、自信を持って生きていくことができる「自己肯定感」が育つのです。
焦らず、子どもの良いところを見つけ認め、感謝の気持ちを伝え、子どもが自分の夢を堂々と語れるようにサポートしていきましょう。
 




上のりんごをクリックで
かやのみ保育園ブログ「いいもの見つけた」
に移動します