毎年一冊の本にまとめている、過去のつぶやきを振り返ります


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          つぶやき    2000,3,29

 

  

「チューリップさん、バイバイ」

 

母「ひろまくんのおなか おおきいね」

「パンパンだよ」

子「あかちゃんおるんじゃない」

 

「ママ、ゆっくんが保育所いったら

ひとりでお昼ごはん 食べんといけんけ さみしくなるね」

 

母「髪くくるよ」

子「ちょんまげは いや」

母「かわいいよ」

子「カブトムシみたいだから いや!」

 

子「先生 〇〇ちゃんの爪が抜けた」

保「えっ 爪が抜けた?」

「ああ ちょっと爪がうげたんじゃが」

「びっくりした」

 

 ある日のこと 柄のはいったお盆に正座をして冷蔵庫にむかって

子「み仏様は ◯×△*です」

 「み仏様に ◯×△*おねがいします」と

  冷蔵庫を仏様に見立てて、悟りをひらいていた。

 

 積み木を片付けながら

子「積み木が 痛い 痛い言うけえ やさしく入れてあげよ」

 そーっと 積み木を片付けていた。

 

兄「かあさん お弁当箱 包むの忘れた」(いつも忘れている)

弟「明日は がんばってください」

              と母の代弁をしていた。

 

  

子「ゆっ子先生、髪切ったの?」

保「うん」

子「なかなかかわいいよ」

 「新しいエプロンも買ったの?」

保「うん」

子「それも なかなかかわいいよ」

保「うん」 (大人らしい口のきき方に圧倒され「うん」としか言えなかった)

 

 

 「お月さまの電気は だれが消すの?」

 

 

 保育者が熱を計ったあと

子「あった〜」

     (0才児の子どもの会話より)

 

 

子「先生 きれいなゴミ収拾車 見たんよ」

保「うん きれいにしてくれるよね」

子「うん きれいなゴミ収拾車 見た」

 

 

  仕事をして汚れたTシャツを着て帰ったおじいちゃんに

 「どこで どろあそび してきたん?」

 

 

1「あっ 鼻血がでとる」

2「ちがうわ 足から鼻血がでとるんじゃ」 (ひざに傷あり)

 

 

子「かあさん お月さまがでとる」

母「きょうは半分のお月さまじゃね」

子「半分のお月さまにわね りすがおるんよ」

 「それでね りすがくるみをたべるんよ」

母「じゃあ 丸いお月さまには なにがおるん」

子「うさぎがぺったん ぺったんおもちをつきよるんよ」

 

 「命を大切に」と伝えている大人が、ゴキブリに出会ったとたん

スプレーやスリッパをもって走る姿。

    ゴキブリをスリッパの下に射止めたその横で

子「今度 生まれてくるときは人間に生まれてきてね」

                       とつぶやいた。

 

 

  おやつをお皿に入れてだしたところ

子「もう おかあさん。ウンチおいたらいけんよ。」

 「わかった? 返事は?」

 この日のおやつは一口サイズの動物カステラだったのです。

 

 

  その日は とてもきれいな うろこ雲でした。

子「おー すげー ひつじの雲じゃあ」

 

 

子「かあさん見て 山がうごいてる。 あっちも見て見て」

母「あのね 山がうごいてるんとちがうんよ」

 「車が動いてるから山が動いてるようにみえるんよ」

子「ふ〜ん」

妹「太陽さ〜ん まって〜 まって〜」

 「おいつかんな おかしいな」

母「おかしいな〜」

 

 

子「だんごのお兄さんがくるんよ」

母「へー いいな」

子「でも だんごのお兄さんはテレビの中におるのにこれるの?」


 「かあちゃん ドーナツのうんちがでたよ」

 

    みかんを見て

 「かあさん これ見て」

 「ボタンがあるよ」   (それは へたなのだ)

 

 

  * おもちゃをちゃんと片付けます。

  * お友達と仲良くあそびます。

           などなど「頑張る宣言」をのべたあと

 「かあさん かっくん偉いけえ 涙がでるじゃろ」

 

 

 「牛ってなあ 牛乳ばあ 飲むんよ」

子「漬け物ちょうだい」

母「漬け物ばっかり食べずに ここの野菜も食べてよ」

子「漬け物だって 野菜だもん」

母「確かに大根は野菜だけど・・・」

 

保「あっ きょうは線で描いたようなお月さまじゃね」

子「もうちょっと まってたら まあるくなるよ」

保「もうちょっと まってたら?」

子「うん もうちょっと まってたら」

 

 

♪「こぎつねこんこん あなのなか あなのなか」

 「おおきな しっぽは じゃまにはなるし」

 「こくびを かしげりゃ 筋肉痛」と 母が歌う。

子「悲しい〜」と首を垂らしうなだれる。

 

 


子「かあはん なにしょうるん?」

母「今ね ひろまくんに おっぱいあげてるんよ」

ジーっと見ていて

子「かあはんの おっぱい!」と

   自信満々に指したところはおっぱいの下のぜい肉だった。 

 

子「かあさん どんぐりの皮が歯に はさまった」

母「ちょっとまって すぐ取ってあげるから」

子「ばあちゃん 何か歯がおおきくなったような気がする」

大人「わかるような気がする」

 

  うそをついている息子に

母「のの様は見とってんじゃけえね」

  うそをついている妹に

兄「のの様は見とってんじゃけえね」

  反省のない2人の姿に仁王立ちの母

母「かあさんは 見っとたんよ」

子「ごめんなさい」     (のの様って優しいのよねと独り言を言う母)

 

 

 ピカちゅうを色紙で折ってもらって

保「これ なーんだ?」

子「ぴっ!ちゅー」

   (0才児の子がとっても嬉しそうに教えてくれた会話)

 

 

1「先生 りさ もうすぐ おねえちゃんになる」

 保「そうじゃね 楽しみじゃね」

2「ももちゃんも おねえちゃんなる」

 保「あっ いいな」

3「はるちゃん 赤ちゃんほしい」

 保「かあさんに たのもうな」

  お迎えにこられたお母さんに 最初の一言

3「赤ちゃんほしい」

 母「・・・・・」

 

 

  火曜日に必ず来る焼き芋屋さんの声に素早く反応し

子「や〜ちいも」 「や〜ちいも」

 「やちいもやさんがきた 買わんといけん」

 

子「この靴 いちごさんで履いた靴なんよ」

保「いちごさん?」

 嬉しそうな表情からきっと 七五三のことなのでしょう。

 

 


あ と が き

第四集目の「つぶやき」が完成しました。

子どもたちは、どんなことを考え、夢見ているのでしょうか。
子どもたちの小さな会話を聞くたびに、
「このまま素直に大きくなってほしい」と願うばかりです。

 きらきら光る子どもたちの目に、迷いなんて全然感じません。
自身をもって、自分をアピールしているかやのみっ子に励まされる毎日です。 

 不登校やいじめが大きく問題視されている今、幼児期の基盤作りが
いかに大切かを考えさせられます。

「特別に何かをさせることが必要なのか?」そんなことを
考えてしまいがちですが、そうではないのです。

 家庭の中の会話が温かくて、
笑いも涙も家族にしっかりと受けとめてもらうことができていれば大丈夫なのです。

 保育園生活でも、一人ひとりの個性を十分認めてあげること、
今しか習得することができないことを、しっかりと経験させてやり、
体で覚えてしまうことができていれば、他人を大切に思うことができるのではないでしょうか。

 来年度より四才、再来年度より五才の保育も始まります。
もっともっと内容の濃い会話を聞かせてもらえるのだと思うと、
今からドキドキ・わくわくしてきます。

 子どもたちが将来、かやのみ保育園の保育室が園庭が、子どもたちにとって
「人生において大切なものはすべて学んだ」と思ってもらえるような素敵な場所に
なれるように職員一同、努力し、保育に努めたいと思っています。

 お家の方がメモされた「つぶやき」もたくさんつまっています。
一年間、ご協力いただきましてありがとうございました。

                  合掌

              足利 由希子