子どもたちなりの、感じ方が言葉になりました。 そんな「つぶやき」にそっと、耳を傾けてみました


最新のつぶやき

2013.04 更新

梅ジュースを作ろうと、青梅を氷砂糖に漬けていると
子 「梅のマンションみたい」

夜、家で枝豆を食べていると
子 「っ目がかくれんぼしとるよ」


          

秋の遠足でバスから彼岸花を見つけ
子 「あの花 なんて言うんじゃったっけ? ひがばな?」
保 「ひがんばなって言うんよ」
子 「ひばんがな?」
保 「ひ」「が」「ん」「ば」「な」
子 「ひ」「が」「ん」「ば」「な」
  そのあと、友だちに自慢げに教えていました。


子 「せんせい きのう夢にでてきたんよ」
子 「きょうも でてきてよ」
保 「出演料いただくよ」

職員室のベッドは人気あり
子 「いつも◯◯ちゃん、ここのベッドで寝とるよな」
子 「ぼくもここで寝たいな~」
保 「でも、ぼくは元気だから」
子 「ぼくだって しんどいときもあるんよ」


はりきって山登り。登りはじめから
子 「やっほ~」
保 「まだ早くない?」
子 「やっほ~」「やっほ~」と連呼する

頂上につくと嬉しくて

子 「やった~到着!」

山を降りると
保 「頂上でやっほ~って言ってないよ」
子 「忘れとった…」
と残念がった


            


ジュース飲んで
子 「おいし~ さいこ~」


三匹のこぶたの絵本を探しに事務所へ
子 「ぶたの本ある?」
保 「まってよ~ いっしょに探そうか」
子 「ぶたあった」
表紙を眺めて
子 「このぶた ちがう」

子1 「きょう だんご虫見つけたんよ」
保  「あったかくなってきたからね」
子1 「そうよ もう春が来たんじゃろ」
子2 「ぼくのうちの庭にも梅の花が咲いとるもん」


赤ちゃんの手を触って
子 「やわらかくて あったかいんじゃな~」


子 「せんせい またあしたげんきできてね」

  「きょう 陽げがでてるから 暑いな」


魚の図鑑を購入 男の子たちが本気で研究している
子1 「このエイだけが毒を持っとるんじゃろ?」
子2 「シーラは深いところにおるんじゃろ?」
子3 「なあなあ せんせい スルメイカはどこ?」
雰囲気的におつまみのスルメのようだったので
保  「いま聞くのはまずいかも」
子3 「たべたかったな~」
やっぱり聞かなくて良かった

             


おひなさまの日の給食 ハマグリのお汁を食べて
子 「せんせい この貝 ガムみたいじゃな」


節分 豆まきの次の日
保  「きのう 鬼が来た?」
子1 「うん 来たよ お父さんの鬼が来た」
保  「◯◯ちゃんは豆まきした?」
子2 「ううん 鬼こんから豆まきせんかった」


クリスマスの次の日
子 「2段ベッドが届いたんで」
保 「へ~ そんなに大きいプレゼントどうやって持ってくるんかな?」
子 「サンタさんが持って しかが押してきたんよ」
保 「…?」


オシッコがもれての一言
  「オシッコが こぼれた~」


泥だんごが作りたいのに上手くいかず
  「何回やっても ハンバーグになるっ」


うさぎ小屋の南京錠を見て
  「かばんが ついとる」


散歩に出かけ、手をつないで歩かずフラフラしている男の子に
  女の子「しっかりしなさいよ!」 気合の一言


裏山から一斉に飛び立ったカラスの集団を見て
 「散步にいくのかな~」


押し花をつくろうとしている子ども 専用のマットに挟みながら
 「あしたまで おひるねよ」


メガネをかけている女の子
保 「よく見える?」
子 「う~ん メガネ市場じゃけ あんまり…」


子 「せんせい 私の夢 変わったんよ」
保 「えっ? もう変わったん?」
子 「そう やりたいことがいっぱいあるんよ」


「きょうは 蔵王山で 力 全部使い果たした」


暖かい日 外遊びに出ると 一才児
 「きょうは ぬるいね~」


本堂でお参りをした帰り、きれいに並べられている園長先生のパンプスを見て
 「ガラスの靴が置いてある」

          


ザリガニが死んでお墓を作った時
子 「先生 いっしょにお見舞いもしといたよ」
保 「お見舞い?」
尾 「そうお花をあげてきた」
保 「それは お供えっていうんよ」


梅雨時期
子1 「きょうは むし暑いな~」
子2 「そりゃ 虫も出てくるわ~」


模様のはなし
保 「これは水玉模様っていうんよ」
保 「これはチェック」
保 「じゃぁ この棒の模様は何か?」
子 「知ってる シマウマ模様」


「氷砂糖につけると つめたいんかな~?」


                 【あとがき】

新米園長一年目。子どもたちに支えられ、保護者の皆様に支えられ、職員に支えられ、なんとかこの一年を無事に終えることができました。ほんとうに感謝の一年でした。
ありがとうございました。

 ここ数年に、短大や大学を卒業した保育士さんたちは、自分の息子とほとんど変わらない年齢ですが、私はとても頼りにしています。
私の知らないことをたくさん知っていて、質問したらすぐに答えてくれますし、とにかく一生懸命、園のために力を注いてくれます。
「最近の若い子は」という言葉をよく耳にしますが、なんだかそんな心配は要らないようです。

 今年は、いじめを苦にした自殺や学校の先生からの体罰を苦にした自殺の問題が大きく取り上げられました。大変辛く悲しいことです。
「いじめはなぜ起こる?」「いじめは なぜ無くならないのか?」と討論されていますが、結局、乳幼児期の信頼関係の築き方や、育った環境に影響しているのではないかと思われます。

 母親から始まり、家族や保育園の職員など身近な大人との信頼関係が安定していく中で、探索活動が広がっていきます。
やがて、いたずらや反抗期が始まって叱られることがだんだんと増えてきます。
その時に、「叱られはするけれど、自分を否定されているわけではない」ということが子どもに感じられているしかり方をしていれば大丈夫だと思います。
 そして、母親の作る食事、父親の働く姿、家の中にあふれる笑い声さえあれば、子どもは必ず「生きていていい、ここに居ていい」と自分を肯定できるはずです。
 だから、子どもを作り、産み育てようと思う大人は、最小限このことだけには責任を持つ覚悟が必要だと思います。

 しかし、いろいろな事情で欠けてしまうこともあります。
そんなとき、「ほんの少し力を借りることができれば理想に近づけるのに」と思うことがありますよね。
かやのみ保育園はそんな気のきいたサポートのできる園でありたいです。

ゆっくり、一緒に歩いていきましょう。      合掌

                             かやのみ保育園
                             園長 足利由希子